昇給するためにチェックしておきたいポイント

昇給するためにチェックしておくべき情報を紹介していきます。看護師の昇給で重要なポイントは、勤める病院の経営状態とその職場の評価システムを把握して行動に移すことです。

昇給するためにチェックしておきたいポイント

経営状態が給与を左右する

経営状態が給与を左右する

国公立系の病院は経営が安定しており統一された給与体系があるためここでは省略します。それ以外の病院で働く場合は経営状態が給与に大きく影響されるので必ず確認しておきましょう。病院の経営が安定していない状態では給与は上がりません。赤字だと上がらないどころか減額になってしまう可能性があります。逆に利益が多ければ昇給する可能性が高いでしょう。経営状態がいい病院は各制度の整備が行われているため、昇給に関する情報が明確です。
求人情報をみると、1年目でいくら、5年目でいくらと給与例を記載しているところが多いです。この記載があった場合には、基本給の昇給のことを指しているのかを確認しましょう。手当による加算を指しているのであれば、それは純粋な昇給とは言えません。もちろん高給与を得るためには夜勤手当などの各種手当の活用が必要です。しかし、個人に対する評価制度や昇給率がはっきりしていないと、長く勤めていくうえでは不安です。将来的な不安を解消するためにも、どのような昇給システムなのか、実際にどういった実績があるかを確認することが大切です。

人事評価の仕組みを理解する

人事評価の仕組みを理解する

一般的には、人事考課によって個々人の看護師としての能力や貢献度などを総合的に判断し、そのうえで病院の定める給与規定に沿って昇給の有無が決まります。そのため、勤務先の人事評価システムを理解しておく必要があります。規模の大きい病院はポイント制や国公立病院に近い棒数制度を取り入れているところが多いですが、評価軸については病院ごとに異なります。そのため、昇給につながりやすいポイントはどこなのかを理解しましょう。後輩指導を重視しているのか、目標設定とそれに対するアプローチの姿勢を重視しているのかなど、病院によって異なる加点対象の項目を意識してください。
評価軸は病院それぞれで違いますが、どの病院でも共通して評価項目となるポイントがありますので、これらは最低限押さえておきましょう。まずは「応答・挨拶・返事」です。患者さんやスタッフへの対応、そして明るい挨拶や的確な返事です。そして「報・連・相」を徹底して、社会人として必要な業務上の基本姿勢を徹底しましょう。また、周囲とスムーズに連携を取りながら業務内容を把握し、自分の役割を果たすという意味での「仕事の正確性」も重要です。そのうえで、さらなる看護技術の向上を図って努力する「向上心・向学心」が評価対象となります。

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